FORE WORK LIFE TOOLS
ブランドマネージャーのヤーッコがデザインディレクターの陸にインタビューをしました。:
陸、FORE_について教えてくれる?FORE_って何?
僕が子供の頃、ジェームズボンドの映画をみてたんだけど、彼はいつも最新の発明品のあるラボ(Mズラボ)に訪れるんだ。 そこは、ガジェット(ガラクタ?)でいっぱいで、プロトタイプだったり、もうちょっと役に立つものだったりがあって。でも、いつも彼は次の冒険のために何かしら、持っていくんだ。
僕はそのラボに行って、その発明品を持って帰って来たかったんだ、つまりはそのラボが今のFORE_だね。僕らは全然違う製品を試作し続けている。役に立つものだったり、そうじゃなかったり…もし誰も、それが役に立つって思わなかったら、僕らはその製品を作ることをやめて、もっと新しくて、いいものを見つけ出すんだ。もし心に刺さるなら、僕らは分かるために全てを壁に投げつけているんだ。
FORE_のライフツールのプロダクトはどうやって選んだの?
僕は広州交易会の選定者として僕らのことを考えたい。僕らの左側の手には、数え切れないほどの工場、イノベーターやデザイナーたちがいる。彼らは『チャンス』をもつ製品やサービスを持ってる。そして、右側の手には、『ニーズ』を持ったユーザーや人々がいるんだ。僕らはこれらの両者を繋げるちょうど間にいるんだ。
僕らは3種類のやり方をしてるんだけど、1つ目は、親しい関係の中国人のパートナーがいること。時々、彼らは、僕らの好きそうなものを見せてくれる。そして、僕らがFORE_っぽいものを選んで加えるんだ。2つ目は、もともと、いいアイデアがあるものがある。でも、そこにはちょっと変更が必要だったりするんだよ。だから、その変更や改善を繰り返すんだ。そして最後3つ目は、人々の『ニーズ』が理にかなっていると思う時、僕らのオリジナルデザインを作って、中国人パートナーとそれを海を超えて生産するんだ。
どうやって『いいアイデア』だって定義したんだい?
正直に行って、僕らは僕ら自身のためにデザインをしているんだ。僕ら自身が使いたいと思えるものをデザインしているんだよ、そして、それらを気に入る人が間違いなく他にもいるって考えてるんだよ笑!僕の先生は言っていた、それはデザイナーにおける最も大きな間違いだ!って。
無印良品は、ミニマルな生活用品を作っているよね、アウトドアギアを扱っている成長中のブランドがあって、例えば、Snow Peakはアウトドアのスタイルやプロダクトを生み出しているし、Minimalightや山と道はウルトラライトハイカーギアを。僕らはちょどその間がしたいんだ。僕らは僕らの毎日がウルトラライトになって欲しいんだよ。
『ウルトラライト』ってどういうこと?なんか流行りの言葉って感じに聞こえるけど…
1粒の小さな石をジッパーにくっつけるウルトラライトトラベルギアのメーカーがある、そこは超軽量の理想型に対して半直感的なんだ。彼らはこう言う、「君たちの一歩にバネを加えるだろう。」って。僕らの言うウルトラライトは僕らが詰め込んだ物理的質量だけじゃなくて、僕らの肩の荷を下ろしてくれるようなものなんだ。これは毎日紹介したい考えだね。
もちろん、物理的にも、精神的にも軽いことはある程度の関係性はある。パッキングと運ぶこと、もしくは引っ張ることは沢山のいい『もの』を(特にパッキングだね)床ややベッドに洋服や道具たちが散乱しているのを見る時、幾らかのものは僕を不快にさせるんだ。ミニマルなことは僕を精神的にも軽くしてくれんだよ。
このこととワークツールにどんな関係があるの?
仕事の概念は変わってきている。人々の仕事をし方、仕事についての考え方。全ての人じゃない、でも、少なくとも『ブレインワーク』をする人たちにとっては。僕らの仕事は仕事場、または問題のある何らかの場所に結び付けられていない。僕らが新しくて、僕らを鼓舞してくれるような環境で働くことを奨励する代わりに。そして、そのことは僕らをもっと創造的に、そして生産的にしてくれるんだ。そして同時に、僕らは、僕ら自身がもっとやる気に満ちてくると感じる。だから、それは心も健康な状態ってことなんだよ。だけど、僕らが仕事で使っている道具はまだ、『古い仕事の価値観』で同じように使われているんだ。
もちろん僕らはパソコンやスマートフォンを持っている、だけど、支えている要因は『面白みのない』仕事や生活のために、未だデザインされているんだ。だから僕らは『モバイル』ライフや『モバイル』ワークのための土台をデザインしているんだよ。実際に一週間ぐらいの出張に行くときに必要になるであろうもの、それでも尚、軽いもの。
もしも、使える全てのリソースがあるなら、選択肢の中に何を見出したい?